小薮さんのポスターの件について
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僕ね小薮千豊さん大好きなんですよ。もともとは新喜劇見てた時から好きで、すべらない話からまた好きになってあの関西人特有の言葉遣いとか、考え方とか。
すべらない話で一番好きなやつは、奥さんと奥さんの弟さんとスノボー行く話ね。知らん人は、YouTubeで見て。
簡単に説明すると、スノボーできるってイキってた先輩がスノボーしたらケガしてもうて、ケガしたから車で安静にしとくしかないときに言った一言がおもろかったって話やねん。
もうこれ、本間におもろいし、その時の状況が頭に浮かんでしまうねんな。自然と。話の持って行き方とかテンポとかたまらんのよ。いや、やっぱり一回見て。
んで、今回のポスターについて
事の詳細はさんざんワイドショーとかでやられてるから、そっち見た方が早いやんな。
人生の最終段階でどんな治療やケアを受けたいかを繰り返し家族や医師らと話し合っておく取り組みの普及啓発のために厚生労働省が作ったポスターに批判が多く寄せられている。厚労省は26日に予定していた自治体への発送をやめ、ホームページへのPR動画の掲載も見合わせた。
引用元 朝日新聞デジタル
この取り組みはアドバンス・ケア・プランニング(ACP)と呼ばれ、厚労省が昨年、愛称を「人生会議」に決めた。ポスターでは、愛称の選定委員を務めたお笑い芸人の小籔千豊(かずとよ)さんが、苦しそうな表情で自分の思いが正しく伝わっていなかった患者を演じている。「命の危機が迫った時、想(おも)いは正しく伝わらない。」と、もしもの時のために事前の話し合いを呼びかけている。
ポスターが公表された25日から、SNSなどで「ふさわしくない」「不安をあおる」などの投稿が相次いだ。
全国がん患者団体連合会の天野慎介理事長はフェイスブックに「これでは人生会議というよりは、死に方会議のポスターです。自分は死ぬとは思ってない人が考えたポスターではないでしょうか」と書き込んだ。天野さんは取材に、「ACPは必要だが、その内容を誤解させかねないし、脅しとも取れる内容で啓発として有効か疑問だ。関心がない人たちに『刺さる』ことを優先し過ぎて、当事者への配慮を欠いている」と話す。
引用元 朝日新聞デジタル
ってな感じらしい。
最初に言うとくねんけど、これは僕が考えた超個人的意見やからね。
色々考えたけどさあ、僕がこのポスター見て思ったのは「あー…自分もこういう事になるかもせえへんよな…ちょっと嫁さんには話でもしとこか」って思った。
確かにポスターとして写真にはインパクトあるし、笑わせにかかってるから不謹慎に見えるけど、それぐらいトゲがあるものを作らないと見た人は考える事をせえへんやろ?
そういう意図で作ってるんじゃないのかな。健康な内は特に先の事まで考えへんやん。だから、わざとトゲがある形で表現したんかなーって。
もちろん、今現在こういう状況に陥ってる患者さんとかその家族の方遺族の方には、嫌な気持ちにさせてしまうかもしれへんよなぁ。でも、今回はそれを馬鹿にしたような話ではないと思うんよね。
そもそも「人生会議」って言葉自体の受け取り方が人それぞれ様々やんか。本来の意味合いとしては、もしもの時の為にはどういう環境で医療を受けたいか事前に家族なりに話しておきましょうって事なんやろ?
この「もしものとき」っていうのが人それぞれバラバラなんかなぁって思うんよね。みんな連想する事がバラバラやんか。
これがよ。もし、大阪のおばちゃんが「あんた!もしもの事があるんやから、今のうちに人生会議しときや!」って言うてるポスターなら問題にならんかったんかな。
これでも問題になる?やっぱり小薮さんの好感度の問題?なんかしっくりこやんよなぁ…。
でも、はっきりと思うことは死にゆく人、その人の家族とかを馬鹿にしたとか茶化してるとかそういうわけじゃないって事やん。ただ考える機会として啓発ポスターを作りましたという事やんか。
でも、色々と立場や状況があるからその人達の気持ちはもっともっともっと考えないとあかんかったんかもなぁ…。
以上、僕の超超超個人的意見の話しでした。
おわりー!